1995年まで続いたポンド危機
投稿日:2011/11/16/投稿者:ライフドア
ポンド危機のような大問題の背後
ポンド危機は1990年に東西ドイツが統一されて以来、旧西ドイツ政府による旧東ドイツへの投資が増加、その反動で欧州か各国の金利は高めに推移していきました。
この高めに金利により欧州通貨は増加し
、それにともなってポンドは高騰しまいした。
それに目をつけたのが世界的な投資家であるジョージソロス。
彼は「今のポンドの相場は間違っている」と考え、空売りをし、やがてポンドの相
場が戻った時に買い戻して大儲けをしようと考えました。
ヘッジファンドを作り賛同する投資家を募って空売りをしかけることとなります。
このジョージソロスの行為により、1992年9月頃
にはポンドの空売りが激しさを増し、やがて暴落。
ポンドは当時欧州為替相場メカニズムといって、欧州各国とともに為替相場の変動を抑制できるという相場システムを採用していましたが、結局は為替相場の
急激な変動を招いたため、欧州為替相場メカニズムを止め、変動為替制に変更しました。
ちなみにこの欧州為替相場メカニズムから正式に脱退した日はブラック・ウェンズデーと呼ばれています。
ポンドはその後も下落を続け1995年までポンド危機が続いたと言われています。
ちなみにポンド危機を引き起こしたジョージソロスのヘッジファンドは10億〜20億ドル程度の利益を得
たと言われています。
ジョージソロスの「相場は間違っている」という考え方はその後投資家に植え付けられ、ある種の「空売りブーム」が沸き起こりました。
長期的に高騰している通貨はい
つか下落する。
為替レートが通貨の需要で変動している部分を考えれば、それはほぼ正しいと思われません。
この空売りによるリスクは、その後も高騰し続けて、損益分がロスカットラインを
超えてしまえば、確定するというところだけです。
当たり前ですが、ロスカットされた以上の損失はないので、ある程度バブルの大きさを間違わなければ大儲けできるシステムなのです。
FX
投資家にとってこのジョージソロスのスタイルは実にやりがいのある投資スタイルでもあります。
過去のバブルの弾け方をよく研究して、空売りのスタイルを実践してみても面白いかも知れません。
ポンド危機のような大問題が起きた時にはその背後で大儲けしている人がいるということを覚えておきましょう。
そしてFX投資家としてはいつかその波に乗りたいという野望を持ってしかる
べきではないでしょうか?
とかくセットで扱われがちなFXと株式投資ですが、市場を読んだりチャートを見たりする点ではやはり似ているようです。どちらが良いかは一概に言えないですが、国内や海外の景気や政治の動きにアンテナをはってその場その場で良い部分を利活用すると良いと思っています。